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『女性と女の子だけの空手教室』 について

このページでは、『女性と女の子だけの空手教室』をご紹介いたします。

スマホ用公式ページは、こちらへ。PCからも閲覧可能です。


『女性と女の子だけの空手教室』のクラスの対象は、大人の女性から幼児(年中さん相当以上))までの女子の皆さんです。
このクラスでは、女性と女の子だけで、伝統派・正統派の松涛館流の空手の稽古を行っています。

このクラスでは、大人の女性は「強くて美しい空手」を、女の子は「強くて格好良い空手」を追求していきます。
空手は武術であり武道でありますが、「真に強いものは美しい」との考えから(例えば、日本刀が美しいのは恐ろしいほどの鋭さ(≒強さ)を持っているからなのです。)、単に「強さ」を追い求めるのではなく、「強さ」から滲み出る「美しさ」や「格好良さ」を修業の指標とするということです。
女性や女の子ならではの空手の在り方です。

実際に、稽古の中心である「形(かた)」は、非常に強く、美しく、格好良いものです。
迫力もあります。

また、「形」の稽古を繰り返すことで、身体能力が著しく高くなり、姿勢も正しくなります。
大人の女性であれば、身体能力が向上し新陳代謝も良くなることにより、日々の生活での不調とは無縁に毎日を快適に過ごすことができるようになります。
女の子であれば、姿勢が正しくなり成長過程に好影響を及ぼしますし、身体能力が上がるので学校での運動も好成績になります。

組手の稽古では、女性の武術である白鶴拳(本場は台湾)の技を取り入れた、しなやかで美しく、武術性は高いが打撃性の全くない技を多く組み入れ、女性のみが得意とする技の数々を習得していきます。

力技ではない女性や女の子向けの護身術の稽古も行います。

他方、精神面での成長も大切です。
大人の女性であっても、女の子であっても、精神的にも自立した気持ちを持つことができるよう、修業の場として道場を位置づけています。
何か一つのことに打ち込むこと、自分で選択した習い事に対して責任をもつこと、自分の第二の居場所があること、素の自分の状態での仲間がいること(空手道場では大人も子どもも皆が素になります。)、そんな心の支えが、精神を安定させ自立した気持ちを持てるよう促してくれます。
女性が精神的に安定し自立していれば、家庭も世の中も上手くいきます。

また、サンドバッグやミットを叩くことにより、仕事や学業や家庭のことについてのストレス発散にもなります。
今の時代、お子さんでもストレスは多いようですので・・・。

以上が、このクラスのテーマとなります。
4歳から五十代までの幅広い年齢層を前提として、女性と女の子だけで、真剣に、時に厳しく、時に和気あいあいと、ともに切磋琢磨しながら、身体能力の向上を図り、精神面の鍛錬を行います。

女の子なら、学校や近所で評判の「空手をやってる強くて格好良い女の子」になってみませんか。

女性と女の子の特性

女性や女の子は、「習ったことを正しく行える」という特性を有しています。
これは、伝統派空手の稽古において極めて重要な特性です。
伝統派の空手は、型にはまった動きが多く、まずはその型を正確に覚えなければなりません。
ですから、伝統派空手には、この特性を持った女性が非常に多いのですね。
礼儀礼節についても、女性や女の子は、かたちから入って初期の段階で身に付けることができます。

加えて、当協会は、伝統派の松涛館流のなかでも、特に始祖船名越義珍先生の教えを守る正伝であり、正しい空手の在り方について確たる信念を有しています。
ゆえに、その意思を受け継ぎ、正しい空手を後世に残していくにおいて、女性の道場生が多くいることは非常に大切なことだと考えています。
実際にも、少年少女への指導については、女性は、正しい身体動作の知識に基づき、男性指導者ができない丁寧かつきめ細やかな指導をすることができます(ただし、指導における大局的かつ多角的視点の設定や”成長を待つ姿勢”については、男性指導者が長けています。)。

大人の女性には、黒帯を目指すのみならず、ぜひとも女性指導員として活躍していただけることを願っています。
ライフワークとして、とてもやりがいのある役割だと思いますよ。



このほか、『指導理念』のページもご覧ください。



以下、『女性と女の子だけの空手教室』の稽古で行うこと及び道場全体として年間で行うことを簡単にご説明いたします。

礼儀礼節・対話

「気を付け」、「礼」、「正座」、「挨拶」などの姿勢を繰り返し 行い、自然に身に付けるなかで、相互に気持ち良く稽古できる環境を整えています。

また、師と弟子との対話を重視し、空手の稽古の意味や考え方についての話を、時間の許す限り行っています。

柔軟・強化体操

身体をほぐし、怪我のないよう、しっかり準備体操と柔軟体操をし、下半身の強化体操をします。



移動基本の稽古

正しい技の習得と強い身体づくりのため、比較的長時間の「移動基本」を行います。
何事も基本が大切です。
そして空手の稽古の中でも最も辛い稽古の一つが、この「移動基本」の「追突き」です。
時には、最も体力が充実している大学生並みの厳しい稽古をしますが、皆さんしっかりと稽古を続けることができます。
いつ終わるかわからない「追突き」の稽古により、精神面も強くなります。

基本的に女性や女の子は非常にタフですし、正しいことを正しく行うことができます。
この「移動基本」が全ての源であり、しっかりやることによって「形(かた)」にも味が出て、「組手」も強くなります。



形(かた)の稽古

当協会では、現在、52の公式形(『公式形』のページ)を設定しています。
そのうち、半数前後が『松涛館流』の形、残りの半数前後が『渡邊流武術空手』の形で、古典形や白鶴拳の形を含みます。
高段者になるまでは主に『松涛館流』の「形」を行います。

「形」の正しい挙動と武術としての解釈を繰り返し説明し繰り返し行うことで、正しい身体動作を身に付けていきます。

女性と女の子のクラスでは、「形」は美しく格好良く打つことを重視します。
それは表面的なものではなく、「形」の解釈を吟味し、正確性を精密に追求することにより、頭の先から手足の指先まで神経を研ぎ澄ませ、緊張感と気迫があり鋭く強く美しい「形」を打つことを目指します。

「形」の稽古は、一つの「形」をじっくり突き詰めることが必要であるとともに、時間と能力が許す限り、多くの「形」を習得していくことも大切ですし、「形」の面白さや奥深さに触れることにもなります。
この点、女性や女の子は、「形」を覚えることに長けているため、このクラスでは、一つの「形」を集中してじっくり稽古するとともに、多くの「形」を覚えて「形」の稽古の楽しさも味わっていただくこととしています。



組手の稽古

女性と女の子向けの組手の稽古では、「基本一本組手」と「自由一本組手」、そして無理のない範囲でサンドバッグやミット打ちも行います。

「移動基本」や「形」の稽古に真剣に取り組んでいる当道場の女性や女の子たちは、「組手」も自然に強く美しく気迫をもってできるようになります。

《基本一本組手について》
正しい組手技の習得においても最も重要なのが、「基本一本組手」です。
「基本一本組手」とは、予め攻撃側と受け側を決め、決められた技を寸極めで正しく行うものです。
女性のための武術である白鶴拳の動きを取り入れた、柔軟でしなやか、打撃性の全くない武術性の高い様々な技を習得します。

《自由一本組手について》
「自由一本組手」とは、自由な構えの体制から、互いに間合いをとり、決められた範囲内で自由に技を出し合い、寸極めの一本勝負を行う稽古です。
組手の「間(間合い)」の感覚と一瞬のスピード感を磨きます。
なお、自由一本組手は、試合で行う”自由組手”とは全く別のものです。



護身術の稽古

柔術や合気など様々な武術の技を取り入れています。
素手での攻撃に対する護身術や、ナイフ等の武器を持った攻撃や複数からの攻撃など、様々なシチュエーションを想定し、時に模型の武器を使用した稽古を行います。

護身術において大切なことは、「知る」ことと「慣れる」ことです。

不意の攻撃の場を日々想定し、対処法を知り繰り返し慣れておくことで、万が一、いざという時に、自身を守ることができる可能性が高くなります。

また、女性や女の子は男性に比べて非力でありますから、自分の力を利用する技ではなく、相手の力を利用する技やしなやかで俊敏な動きの技を取り入れています。



合宿・強化稽古

年数回、合宿(宿泊)と強化稽古(日帰り)を行います。
特に夏合宿では、寝食をともにしつつ厳しいスケジュールを乗り越えることで、仲間づくりをしながら実力の向上を図ることができます。
夜は楽しい花火やお菓子交換。
子ども達は、毎年の合宿を楽しみにしているようです。



段級審査

初段位までは原則として年3回、定期段級審査を行います。
帯の色が、道場生それぞれの目標設定と自覚を促します。
詳しくは、『公式段級位』のページや『指導理念』のページの「黒帯について」へ。

錬武会

普段の稽古の成果を競う場として、原則として年1回、錬武会を行います。

演武会

普段の稽古の成果の発表の場として、原則として年1回、演武会を行います。
この機会に、保護者の皆様や親類の皆様、ご近所の皆様、当協会関係者らに、道場生の成長を観ていただきます。